あっちのほうが景色よさそう。
こっちにおいしそうな店あるよ。
目的地は事前に決めてあったとしても、どう向かうかは風まかせ。
寄り道には、たくさんの出会いが隠されているから。
手続きのいらないUqeyで、予定より30分も早く出発できた。
「ねえねえ。あの辺で、飛行機が着陸してくるのを見れそうじゃない?」
そんな言葉に乗っかって、飛行機の降りてくる方向へ。
「いいね!ちょっと行ってみよう。」
Uqeyで生まれた余裕で、ポジティブな旅のはじまり、はじまり。
海のそばにある那覇空港ならではの景色は、海沿いの道から。旅のスタートに、BIGな写真を一枚パシャリ。SNSの反応が楽しみ。
島の外周に沿って斜面に立ち並ぶショップをそぞろ歩き。ショップの前にはテラス席がいっぱい。どこからでも海を眺めながら小腹満たし。
米軍基地で使われていた家具や、アメリカで買い付けた家具を補修して時代に合うデザインを加えてレトロな家具に。古い家具が減るとともに家具屋さんも減っているけど、1点モノの家具が見つかるかも。
普天間基地の間を抜けていく道すがら、レトロモダンなネオンサインや建物に直接ペイントされている店名が街の雰囲気を演出。
昔ながらの家とか、シーサーとか。沖縄にしかない風景って、観光地じゃないところにたくさんあるのかも。
中国大陸の影響を受けた石垣は、流れるような曲線。日本の戦国時代の城よりも1世紀以上前に築かれているのに、石を削って正確に積む先進的で堅固な積み方は美しく、城マニアじゃなくても一見の価値あり。
橋を渡って海中茶屋を目指していたのに、入口を間違って通り過ぎたら、引き潮で岩が浮いてるような景色に遭遇。
海を見ながらいただくランチは、沖縄っぽくやさしいソーキそばでお腹を休めるもよし、スパイシーなカレーそばもよし。じゅーしぃ&もずく酢のセットがオススメ。食後はシークァーサージュースで気分リフレッシュ。
北に向かうにつれ緑豊かな山々が。街と街の間には、豊かな熱帯の自然が広がっているのが沖縄らしさ。
「これ何ですか?」見たことのない食材がたくさん揃う沖縄の市場では、対話が必須。今夜のバーベキューに、おつまみに、何を買おうか迷うのも、旅の醍醐味。
夕方になって、突然のスコール。夏の沖縄は南国らしく雨はつきもの。濡れずに目的地まで行けるのも、実はUqey旅のよさかも。
繁華街からは離れた場所に建つプライベートヴィラへ。誰にも邪魔されない環境が手に入るのもUqey旅ならでは。今日は曇って見えないけど、夜は星空もすごいらしい。
Uqey旅のいいところ。朝起きて、送迎バスなどの時間に縛られずに出発できること。あらかじめ考えてた行き先だって、その日の気分や天候で変更できる。自由ってすばらしい。
本島と古宇利島をつなぐ古宇利島大橋は、均等に並んだ橋桁がリズムよく続いて、絵になる。橋のそばにある駐車場に車を停めて、透明な海をしばし楽しむ時間がいい。
島の途中にある海がまたきれいで、つい寄り道。海岸は珊瑚で、いろんな宿を借りてるヤドカリがウロウロしてる。
自然のソテツが岩の間から生えているゴツゴツとした風景は南国ならでは。ガジュマルをはじめとする熱帯雨林の森の中を登ると、沖縄最北端の辺戸岬と美しい海を見下ろす絶景が。
最北端から、今度は南へ。国立公園で世界遺産の山原(ヤンバル)の濃い森が左手に、白波が立つ海が右手に、ずーっと続く。
干潮で水位が下がった海をワンちゃんが泳いでる。犬だって夏を楽しむ術を知ってるみたい。
Ma-Blueの看板メニューはハンバーガー。なのに寄り道しすぎてちょっと遅くなってしまい、売り切れ。 さすが人気店。でも大丈夫。200種類以上のハワイアンフードが揃うから、十分に迷えます。
古木だと樹齢が300年にもなるフクギ並木。海風や台風から集落を守る防風林の役目を果たす木々が日差しをさえぎり、海までのんびりと散歩するにはちょうどよい日陰のトンネルに。
海に面したカフェスペースには海に向かって漕ぎ出すブランコがあって、満ち潮なら半分海の上。カウンターに自家製のジンジャーエールやはちみつレモンソーダを乗せていつまでも海を眺めていたい時間です。
少し車から離れて戻ってみると疲れてたのか彼女は寝てしまっていた。メインイベントのサンセットカヤックまで時間があるから車で少し休んでから行こう。
海辺に車を停めて、ガイドさんと一緒にシーカヤックを運ぶ。珊瑚や貝が粉々になってできた砂は白くてやわらかい。
1、2、1、2と息を合わせて左右のパドルを漕いで、沖を目指す。空がだんだんと色づき、雲が赤く染まるのを、波に揺られながら待つ時間は、旅の最後に幸せな思い出を残してくれました。
目的地と目的地をつなぐだけじゃなくて、その間にある名もない景色だって旅の一部なんだ。Uqeyのレンタカー旅でそれがわかったら、もう次からはUqey旅じゃなきゃ。返却だってスムーズだから、ギリギリまで目一杯遊べるし。だから次の旅も、レンタカー、おっ先に!